サービス
Art Scan
アートスキャンサービス
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Point of view
デジタル化が進む昨今、文化芸術の面でもデジタルでの保存ニーズが高まってきました。
しかしそこには解像度や色の再現性、正確な形状の取得など、難題が山積みです。さらに大判資料や大型絵画に至っては、スキャン場所の確保や大規模なスキャン機材が必要になるなど、デジタル化においては物理的な問題も出てきます。
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Our solution
そういった課題を解消すべく、私たちサビアは京都大学と共同で独自のスキャン技術を開発しました。高い技術水準と先進性で様々な被写体やスキャン条件に対応でき、すでに国内外でデジタル化の実績を多く積み重ねています。
例えばこれまでスキャンが難しかった屏風や掛け軸はもちろん、襖や障壁画といった大判の絵画でもデジタル化することが可能です。被写体の状況、数量、スキャン制限など各種のニーズにお応えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
そしてサビアのスキャン技術は課題の解消にとどまらず、スキャンの可能性を広げるため今後も進化を続けてまいります。Art Scan
アートスキャンサービスの特長
- 1高精細
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用途に応じた解像度をご提案します。400~2000dpiの超高精細スキャンが可能です。
- 2正確な形状
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カメラに比べてレンズ収差が少なく、正確な形状でデジタル化できます。
- 3高度な色再現
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低色差かつ色域が広いため、印刷物や画面での豊かな色表現が可能です。
- 4光沢制御
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金箔などの光沢部分を白とびさせずにスキャンすることができます。
- 5非接触
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使用するスキャナーは非接触でデジタル化にあたり被写体を傷つけません。
- 6大判の被写体も対応
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B0サイズ以上の襖、屏風、巻物、大判絵画、資料、図面など(最大6.5m × 16.5m)にも対応可能。
- 7高速スキャン
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A0サイズや絵画30号サイズで5分程度のスキャン時間です。
- 8高い可搬性
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出張スキャンでも、サビアスタジオにお持ち込みでのスキャンでも可能。
世界各地での実績
高度なスキャン及び解析技術をベースに、国内外において寺宝・美術品・文化財等10000点以上の高精細デジタル化を実施してきました。
- 米国
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- ボストン美術館
- ローリック美術館
- フィラデルフィア美術館
- ウィスコンシン大学マディソン校
- セントルイス美術館
- 英国
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- 北アイルランド国立博物館
- ヴィクトリア&アルバート博物館
- ロンドンナショナルギャラリー
- ダリッジ美術館
- その他諸国
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- 国民大学(大韓民国)
- ヤンゴン大学(ミャンマー)
- 大エジプト博物館(エジプト)
- 香港海事博物館(香港)
- 日本
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- 住友コレクション 泉屋博古館
- 根津美術館
- MIHO Museum
- ブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)
- 白鶴美術館
- ポーラ美術館
- 東洋文庫
- 広島県立美術館東京国立博物館
- 京都国立博物館
- 九州国立博物館
- 京都大学総合博物館
- 堺市博物館
- 高知県立坂本龍馬記念館
- 国立公文書館
- 外交史料館
- 京都府立総合資料館(現京都学・歴彩館)
- 沖縄県公文書館
- 東京大学
- 関西大学
- 立命館大学
- 同志社大学
- 早稲田大学
- 真言宗御室派総本山仁和寺
- 御寺泉涌寺
- 日光二社一寺
- 相国寺承天閣美術館
- 松翁院
- 雲龍山勝興寺
- 真言宗総本山東寺三重県伊勢市教育委員会
- 奈良県桜井宇陀広域連合
- (順不同)
アートスキャンサービスの流れ
- 1お見積り
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被写体の種類、数量、スキャン現場状況などをお伺いします。こちらのフォームからお気軽にご相談ください。
- 2スキャン計画
及び準備 -
- スキャン現場、被写体の状況、数量、制約条件などを鑑み、安全でベストパフォーマンスの計画およびスキャナー機材を準備します。
- 目的によっては近赤外線スキャンなども準備します。
- 3スキャン
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- お客様のご指定の場所への出張スキャンができます。
- 弊社へ持ち込みスキャンも可能です。
- スキャンは安全、高品質、スピーディーに行います。
- 4画像処理
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- スキャン後、カラーマネジメント処理を行います。
- 画像結合処理も行います。
- 5納品
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スキャンデータを必要な形式(JPEG、TIFF、PSDなど)でお渡しします。複製印刷も承ります。