サービス
Glass Plate Scan
ガラス乾板スキャンサービス
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About glass plate
サビアには、ガラス乾板のスキャンに特化した透過型スキャナーがあります。
ガラス乾板とは、ガラス板の表面に臭化銀ゼラチン乳剤を塗布し乾燥させた写真感光材料。その歴史は19世紀末に始まり、一般にフィルムが使用されるようになっても学術的な場面や職業写真の分野では使用されてきました。そのため現在各所に残るガラス乾板は膨大であり、そこに写る画像は歴史的に貴重な記録であると言えます。
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Point of view
しかしガラス乾板はその素材の特質上割れやすく、またカビや虫害、退色や黄変など多くの脆弱性を孕んでいます。劣化する前に一刻も早く撮影情報を取り出すことが必要ですが、近年、デジタルアーカイブ化の取り組みが始まり、原板の持つ精細な部分まで観察することが出来るようになってきました。ただ、撮影に使うカメラやこれまでの接触方式のスキャナにはそれぞれ一長一短があり、デジタル化が思うように進んでいないのもまた事実です。
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Our solution
非接触かつ高解像度なスキャナーで
歴史的資産を後世へサビアの誇る「アートスキャナーGPS」は、これまで襖や屏風など大型の被写体をデジタル化してきた技術を応用した、非接触型のスキャナ。小型からA3を超える大型まで様々なサイズのガラス乾板を、高解像度かつ短時間でデジタル化することができ、スキャンした画像は非常に高精細です。
100年以上の歴史を持つガラス乾板の情報をさらに後世へつなぐべく、当社はデジタルアーカイブ化に今後ますます力を入れてまいります。Glass plate Scan
ガラス乾板スキャンサービスの特長
- 1非接触方式
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ガラス乾板を劣化させない非接触方式ですので、劣化しやすいガラス乾板でも安心です。
- 2高速スキャン
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2400~8000dpiの高解像度を実現しながら、短時間でのスキャンを実現しています。
- 3微調整が可能
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乾板の条件に合わせて照度や合焦点の細かな調整が可能です。
- 4大型サイズにも対応
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A3を超える大型サイズから、小型のものは複数同時にスキャンすることができ、効率的です。